システム開発契約・紛争について
システム開発契約や紛争にお悩みの企業経営者の方、個人事業主の方へ
システム開発契約や紛争に適切に対応するためには、請負契約・業務委託契約、契約解除、損害賠償等に関する法的なルールを熟知するだけでは不十分です。
お客様からのヒアリングや提出して頂く資料の精査を通じ、迅速かつ的確に事実関係を把握した上で見通し・戦略を立てるべく、システム開発に関する「共通言語」、すなわち、システム開発における専門用語、手法や流れ、各開発工程の内容、現場の実情等を理解していることも非常に重要となります。この点において、当事務所所属弁護士は、以前大手コンサルティングファームにおいてシステム開発に関与し、また、現在も事業会社において法律顧問のみならず、システム開発の全体管理について助言を行っていることから、システム開発契約や紛争に関連する法的なルールは勿論のこと、システム開発に関する「共通言語」に精通しております。
また、この強みを活かし、当事務所所属弁護士は、弁護士登録以来、ユーザー企業・個人事業主の方の代理人としての、納期遅延、システム障害、保守業務の不履行等を理由とするベンダーへの契約解除や損害賠償請求、他方で、ベンダー企業・個人事業主の方の代理人としての、ユーザーへの未払報酬請求、ユーザーからのいわれのない契約解除や損害賠償請求への対応、過剰要求がある・非協力的なユーザーへの対処等を数多く経験しております。
システム開発は、ユーザー企業・個人事業主の方にとっては多額の投資をして絶対に失敗できない事柄ですし、他方で、ベンダー企業・個人事業主の方にとっては多くのリソースを投入していることから十分な報酬が支払われない等といった事態は回避しなければなりません。
当事務所は、上記の確かな強みと経験を活かし、システム開発にお悩みの企業経営者の方、個人事業主の方に寄り添い、全力でサポートさせて頂きます。是非お気軽にご相談ください。
ユーザー企業・個人事業主の皆様、次のようなシステム開発契約や紛争に関するお悩みをご相談ください
(1) ベンダ―との間で有利な契約を結びたい。
(2) 注文したシステムの納期が遅延している。
(3) 納品されたシステムにバグがある。
(4) プロジェクトが頓挫し、続行不可能になった。
(5) 保守・運用を依頼したが、障害が頻発する・対応が不十分である。
これらのお悩みについて、お客様と十分に協議させて頂いた上で、以下の点を検討実施いたします。
(1) 委託内容、報酬の支払条件、契約解除等に関する条項を適正化し、リスクの低い契約書を作成・レビュー
(2) システム完成・納品の催告、契約解除・既払金返還請求に加え、逸失利益等の損害賠償請求等
(3) 報酬の一部又は全額の支払拒絶、バグによって発生した損害に関する損害賠償請求等
(4) 契約解除・既払金返還請求に加え、逸失利益や対応人件費等の損害賠償請求等
(5) 保守業務履行の催告・契約解除、障害や不十分な対応によって発生した損害に関する損害賠償請求等
ベンダー企業・個人事業主の皆様、次のようなシステム開発契約や紛争に関するお悩みをご相談ください
(1) ユーザーとの間で有利な契約を結びたい。
(2) システムの納期を遅延し、ユーザーから契約解除・損害賠償請求を受けている。
(3) 納品したシステムのバグを理由に、ユーザーから損害賠償請求を受けている。
(4) プロジェクトが頓挫したとの理由でユーザーが報酬の支払いを拒否している。
(5) 保守・運用を受注したが、ユーザーからいわれのないクレームを受けている。
これらのお悩みについて、お客様と十分に協議させて頂いた上で、以下の点を検討実施いたします。
(1) 委託内容、報酬の支払条件、損害賠償額等の条項を適正化し、リスクの低い契約書を作成・レビュー
(2) 納期遅延の原因を精査し、法的責任を負わない・軽減されるべきとの反論に加え、
(2) 事案によっては未払報酬請求の実施
(3) システムの仕様や仕様確定の経緯を精査し、法的責任を負わない・軽減されるべきとの反論・防御
(4) プロジェクト頓挫の理由を精査し、報酬の全額又は一部の請求
(5) 保守契約や実施した業務内容を精査し、法的責任を負わない旨の反論・防御
